Say You!バックナンバー・コーナー

■ 卒業生のメッセージ ■

001 『いま、16歳』 横山智佐

(2001.5.10 UP)
 私は16才、ある私立高校の2年生です。

 小さい時からアニメ番組やお芝居を見るのが大好きでした。そして小学校の5、6年生の頃から声優になりたいと考えはじめました。何度かこの考えを口にした事もありましたがその時はまだ、両親は取り合ってくれませんでした。それに、私にしても、それ程真剣だったわけではなかったと思います。でも、この夢は心の中でずっと育っていて、中学校を卒業する時には、「絶対になりたい。」と思うようになっていました。
 幸い私の家は、やりたい事があったらどんどん挑戦してみなさい、という方針でしたし、「何事も経験だし、やってみてダメでも決して無駄にはならないはずだよ。」と言ってもらえたので、私も声優としての勉強を本格的にやってみようと決意しました。
 そしてアニメ雑誌に載っていた「勝田久先生の声優教室」を見つけ、まず、夏期講習に参加しました。その時は、「失敗したくない。上手にやろう。」こればかり考えていて萎縮してしまい、先生には、「基本である声が全然出ていない。」と言われ、とてもショックを受けました。帰りの電車の中では思わずくやし泣きをしてしまいました。負けずぎらいの私は家で大きな声を出す練習をしました。そしてもう一度挑戦しようと思い、冬期講習を受け、春からは第5期4月生として、入所できることになりました。今は週1回の勝田先生のレッスンを苦悩しながら楽しんでいます。

 高校では、クラブ活動として演劇をやっています。共学校なのになぜか部員は女子だけです。脚本さがしにはじまって、キャスティング、大道具づくり、そして本番----。ほとんど自分達だけでやっています。時には激しい言い争いをすることも、厳しいOBに泣かされることもあります。自信がなくなって途中でやめたくなることもありました。でも、自分以外の人間を演じるという事に、すごく楽しみを覚えました。一つの作品を終えた後の感動は、なんとも言えません。そしていろいろな劇団のお芝居を観に行くと、私もいつかこんなに上手に出来るようになれる日が来るだろうか、なんて、そんなことばかり考えています。希望と不安で、何か練習でもしていないといられないような気分になり、あらためてしっかり勉強しなくちゃと思い知ります。

 11月17日、オーディションを受けてきました。私にとって、予想以上にはやくオーディションを受けることになりました。「失敗してもいい。思いきりやろう。」一歩、一歩、自分のできる精一杯のことをこれから先、しっかりとやっていきたいと思っています。

 今燃えています。

1987年1月発行「Say You」第1号より抜粋

以降、続々登場予定!

copyright (C) since 2001 
勝田声優学院
All rights reserved

このHP内全てのコンテンツには著作権があります。
無断での複写・転載・配布一切を堅く禁じます。