| 私は16才、ある私立高校の2年生です。
小さい時からアニメ番組やお芝居を見るのが大好きでした。そして小学校の5、6年生の頃から声優になりたいと考えはじめました。何度かこの考えを口にした事もありましたがその時はまだ、両親は取り合ってくれませんでした。それに、私にしても、それ程真剣だったわけではなかったと思います。でも、この夢は心の中でずっと育っていて、中学校を卒業する時には、「絶対になりたい。」と思うようになっていました。 高校では、クラブ活動として演劇をやっています。共学校なのになぜか部員は女子だけです。脚本さがしにはじまって、キャスティング、大道具づくり、そして本番----。ほとんど自分達だけでやっています。時には激しい言い争いをすることも、厳しいOBに泣かされることもあります。自信がなくなって途中でやめたくなることもありました。でも、自分以外の人間を演じるという事に、すごく楽しみを覚えました。一つの作品を終えた後の感動は、なんとも言えません。そしていろいろな劇団のお芝居を観に行くと、私もいつかこんなに上手に出来るようになれる日が来るだろうか、なんて、そんなことばかり考えています。希望と不安で、何か練習でもしていないといられないような気分になり、あらためてしっかり勉強しなくちゃと思い知ります。 11月17日、オーディションを受けてきました。私にとって、予想以上にはやくオーディションを受けることになりました。「失敗してもいい。思いきりやろう。」一歩、一歩、自分のできる精一杯のことをこれから先、しっかりとやっていきたいと思っています。 今燃えています。 1987年1月発行「Say You」第1号より抜粋 |
以降、続々登場予定!
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